入社祝い金は一度に入る金額が大きいので、期間工は魅力的です。
ただし、入社祝い金を満額もらうには、条件を踏まないとせっかく貰えるはずの金額をもらえません。
そうなってしまっては非常に勿体無いので、この記事を参考に貰えるまでのステップを踏んでいきましょう。
そもそも入社祝い金ってなに?
入社祝い金とは、求人に応募して採用されるともらえる特別手当のことです。あらかじめもらえる金額が示されていて、求人広告に大きく紹介されているので、それを目当てに応募する人も多いです。
入社祝い金はどこから貰えるの?
入社祝い金は、以下の2つから貰えます。
- メーカー
- 派遣会社
特に自動車メーカーは、入社祝い金の額が大きいので、惹かれる方も多いのではないでしょうか。
の二つから支給され、求人広告にはこの二つが合わさった金額で書かれている場合が多いです。誤解しがちなのが、一度に大きな金額を貰える訳ではありません。それぞれの会社から何回かに分けて支給されます。
そんな入社祝い金ですが、誰でも満額貰える訳ではないのです。満額貰うには、いくつかの条件を踏まないといけません。
入社祝い金の受給に必要な条件
以下の条件を守ると受給の条件をクリアできます。
- 派遣会社の説明会に参加
- 一定の期間の就業
- 過去に期間工を短期で辞めていない
これらの条件からを当てはまる人物で、最初の「派遣会社の説明会に参加」以外、入社してすぐに貰えるものではありません。中には、入社祝い金目当てで、早期に会社を辞めようとする、悪質な人もいるようです。
派遣会社も企業に連絡し、在籍をしているかチェックしているので、受給条件を満たしていない人への受給はありえないことを覚えておきましょう。
派遣会社の入社祝い金は2つに分けられ、支給日が早い
派遣会社からの入社祝い金は、
- 説明参加費
- 入社祝い金
の2に分けて支給しています。
説明会参加費はその名の通り、説明会に参加したら貰える手当です。参加しさえすれば簡単に貰えてしまいますが、もちろん就業意欲があることが条件です。あきらかに就業する気がないとみなされた場合は支給の対象から外れてしまいます。
入社祝い金に関しては、規定の日まで就業している事が支給の条件です。メーカーからの入社祝い金の支給日より早く貰え、高額になるケースが多いです。
このように派遣会社経由で応募した方が派遣会社からも入社祝い金を貰えるのでお得です。
メーカーの入社祝い金
自動車メーカーのからも入社祝い金を貰えますが、派遣会社から貰うより金額は少なめです。一方で、部品メーカーは入社祝い金がないメーカーも存在し、中には貰えるけど金額が少ないところもあります。
高額な入社祝い金は、1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月と期間を分けて一定の在籍数に達しないと満額支給されない、なんて企業もあります。とはいえ、最長でも3ヶ月なので、辞めずに勤め続けるのが賢明です。
入社祝い金が高いメーカー3選
入社祝い金は会社の景気や時期によって変動し、通年同金額ではありません。派遣会社によってもバラバラなので、応募される際は注意してください。
トヨタ自動車 入社祝い金55万円
派遣会社からの入社祝い金 合計35万円
選考会参加費:7万円
入社祝い金:28万円
トヨタ自動車からの入社祝い金 合計20万円
特別手当:10万円
初回更新特別手当:10万円
トヨタが2019年現在のところ最も貰えます。日給も9900円と高く、経験者だとさらに日給が上がります。
更新し続けて、満了金を2年11ヶ月分もらい続けると300万円ほど支給されるので、稼ぎたい人にはぴったりの期間工です。
マツダ 入社祝い金45万円
派遣会社からの入社祝い金 合計30万円
選考会参加費:10万円
入社祝い金:20万円
マツダからの入社祝い金 15万円
入社祝金:15万円
マツダはトヨタに次いで2番目に支給額が高いです。月収30万円以上、満了金が総額85万円、寮費も水道光熱費全て無料なので、半年で240万円以上稼げます。年収換算で初年度に420万円以上可能です。
スバル 入社祝い金45万円
派遣会社からの入社祝い金 合計45万円
選考会参加費:7万円
入社祝い金:38万円
マツダと同じくスバルも入社祝い金45万円です。月収も35万円〜と高額で、初年度で480万円以上稼ぐことができます。こちらも水道光熱費無料の寮なので、生活費がかからないので貯金に専念することができます。
もし早期に辞めてしまったら?
入社祝い金の支給日より前に辞めてしまった場合、満額の支給額を受けとれません。
もし、次に期間工を目指そうと思った際、入社祝い金の支給条件から外れてしまう可能性があることを注意しなければいけません。