期間工から正社員になるのは難しい?なりやすいメーカーはどこ?

期間工は、その名の通り「期間従業員」です。したがって雇用の期間には制限があり、最長でも35か月(2年11カ月)と法律で定められています。

しかも、必ずしもそこまでの期間、契約が更新されるという保証もありません。

そういった点を考えると、期間工からの正社員登用には大きな魅力がありますが、当然広い門ではありません。

今回は、期間工から正社員登用されるのって具体的にどれくらい難しいのか?正社員になりやすいメーカーはどこなのか?といった観点からまとめていきたいと思います。

期間工から正社員になるのはどれくらい難しいのか?その確率は?

期間工から正社員になるためには、正社員登用試験に合格する必要があります。

そして、その合格率は景気にかなり左右されます。

不景気で車があまり売れない時は仕事自体が少ないため、正社員登用試験の合格率もかなり下がります。正社員登用試験自体を実施しない可能性もあります。

反対に、好景気で車が売れている時は仕事量も多く人手が不足するため、優秀な人材を積極的に正社員にして人材を囲い込もうとします。

つまり、期間工から正社員を目指すなら、景気の良い時期がチャンスということですね。

正社員登用に積極的なメーカーの場合、好景気の正社員登用試験の合格率は20%弱だと言われていますし、今は景気が良いのである意味チャンスです。

ただし、これはあくまで正社員登用試験の合格率で、難易度を考えるならもう一つ知っておかなければならないことがあります。

誰もが正社員登用試験を受けられるわけではない

それは、正社員になりたい人が全員この試験を受けられるわけではない、ということです。

正社員になりたい人の20%が正社員になれるのであれば、それはかなりの確率と言えますが、実は正社員登用試験の受験資格を得るのが大変なのです。

メーカーにもよりますが、正社員登用試験の受験資格を得るためには

  • 一定期間(1年以上のところが多い)期間工として就労
  • 上司の推薦

というハードルをクリアする必要があります。特に難しいのが、上司からの推薦です。

上司からの推薦をもらうにはどうすればいいか?

上司からの推薦をもらうには、

  • 無遅刻無欠席など勤務態度が真面目
  • 業務的に秀でている
  • 同僚とのコミュニケーションが良好

などの各要件を満たすことが必要です。これらの条件を満たしたうえで、上司に正社員を目指しているという旨をしっかりと伝えておきましょう。

逆に言うと、上司に嫌われてしまうと推薦は絶対にもらえません。

この部分が結構大変なので、正社員登用試験の見かけ上の合格率以上に期間工から正社員への道は険しいと言えます。

正社員試験を受けるのに年齢制限はあるか?

メーカーによっては、35歳以下という年齢制限を明言しているところもあります。

ほとんどのメーカーでは年齢制限を明言していませんが、やはり若い方の方が正社員にはなりやすいでしょう。

ただし、30代後半~40代の方であっても正社員になったという方はいらっしゃいます。

正社員になりやすいメーカー

正社員登用に積極的な会社は、期間工の募集ページに「正社員登用あり」というアピールをしていますし、具体的な採用人数も公開しています。

以下が、それらの代表的な自動車メーカーです(部品メーカー含む)。

  • トヨタ
  • アイシンAW
  • 日野自動車
  • マツダ
  • スバル

正社員になりにくいメーカー

反対に、正社員登用に消極的なメーカーは、期間工の募集ページで正社員登用について積極的に触れていません。

代表的なところでは、以下の自動車メーカーです。

  • 三菱自動車
  • ダイハツ
  • ホンダ

また、下記のメーカーは正社員登用があるということには触れているものの、どれくらいの人数を正社員にしているのか?という点についてはノータッチのため、そこまで積極的ではないのでは?という企業姿勢が伺えます。

  • スズキ
  • 日産自動車